名古屋バスが保有するエアロエース。
大阪バスグループの各社の中でも、筆者としては撮影機会が格段に少ないのが同社の車両です。保有台数の規模としてもそれほど多くないのが一因でしょうか。車種としては他のグループ他社と大差ないですが、中京地区は排ガス規制の関連はないからか、特別新しい車というのは関西&関東圏に比べて少ないと思われます。
当車は2008年式のBKG-規制車で、大阪バスなどでは既に中古市場への放出が発生しているモデルです。同社への新製配置ではなくグループ内移籍車の可能性もあり、側窓は1~4番T字・5番固定+スモークガラスの組み合わせです。クーラーは三菱重工製床下サブエンジン式を搭載、ホイールは住金製8穴アルミを装着です。
車内は4列シート×縦12列の正席49+補助席11で60人乗り(+乗員2名)、後部サロンやトイレは無いスタンダードな詰め込み仕様です。外観を見る限りでは差し当たって目立った特徴のない車ではありますが、車内のシートモケットには例のオリジナルの派手な柄が採用されているので、他社に移籍してもすぐに判別が付きます。
☆車両情報☆ ・保有事業者 →名古屋バス ・登録番号 →名古屋230 い ・213 ・社内番号 →02F06-213 ・車種 →三菱ふそう/エアロエース ・形式 →BKG-MS96JP ・クーラー →床下サブエンジン式 ・車内仕様 →4列シート/トイレなし ・用途 →貸切 ・その他 →大阪府乗入規制適合車